YUMI

「散歩ウォーク」で使っているストリングスは、REAKTOR6上で作った自作のYUMIというパッチで作った音です。


あ、由美ちゃんじゃなくて弓の方です(笑)

冨田勲先生のトミタストリングスに憧れがあって、昔から何度も作り、試行錯誤してはうまくいかず、結果何十回も作ってるんですが(苦笑)、ようやく楽器として使える形になりました。

トミタストリングスについて私の知っている知識は、

  • ストリングスの音を50回重ねている
  • 最初は位相がぶつかってしまう
  • 30回を超えたあたりから音が抜けるようになる
  • テープヒスノイズによっていい感じになる

という点のみ。
テープヒスは再現できないので、同じ感じは出ないだろうことは想像していたんですが、50回重ねるストリングスの音をどんな音を使ったらいいのか、どう重ねたらいいのか、がまったくわからない。

結果、パッチの重さも考慮し、30本重ねることになりました。30VCOシンセ(笑)
10本ずつの束を3ライン。
ステレオ感を出したかったので、1ラインの10本のそれぞれをPANで位置を変えています。
パッチの操作パラメータが謎すぎてウケる。

よりトミタストリングスに近づけるにはさらにこれをミキサー上で、今どきのDAWではむしろできない(もしくは普通はやらない)ことを、ごにょごにょしないとダメかなと感じてはいますが、改めて本物を聞くと、あの領域まではたどり着けないなぁとも感じています。

ちなみに、富田先生の(人の声の)コーラスもすごい音なんですよね…

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