IZANAI ver0.22(残念ながらまだ非公開)

前回曲を作ってみて色々改良点が見えてきたので、いくつか修正。

全体図(A)はこんなかんじ。

ピッチ専用のENV3を外しました。実際使ったら、いやそんないらんだろってなりました。よってENV2をピッチ用として使えるように。
アナログシンセ的な使い方だとENV2もADSRでいいんじゃねって感じなんですが、2オペのFM音源として使うときにADBDSR欲しいんですよね…。

裏面(B)はこんな。

MIDI CCのエクスプレッションは元々対応してたのですが(簡単なので)、フィルタのレゾナンス、フィルタの開き具合、エンベロープのディケイ値(ただしENV1のDecay2Timeのみ)にとりあえず対応。

VCF1ローパスフィルタに

-12dB/Octタイプと-48dB/Octタイプを追加。
これは後述するVCF2の変更に伴ってあったほうが良さそうだったので。

VCF2はハイパスフィルタだけでなく、

コムフィルタとノッチフィルタを選べるようにしました。
これでいわゆるアナログシンセ的な音だけでなく、90年代くらいから出てきた、フィルタで箱鳴りとかフランジャーっぽい音がするやつ、みたいな音が出せます。
元々ver0.20のときにLadderフィルタx4で似たようなことをやっていたんですが、全部別々に制御する方式であまりにも使いにくくて実用に耐えなかったのでver0.21で削除したんですよね…。

後はおまけ機能のディレイ。

左右のディレイタイムを個別に指定できるようにして、フィードバックをクロスさせました。
これでおまけっぽくなくなった!

あとは…
一般にシンセってVCO→VCF→VCAの順番に信号を流しますが、VCO→VCA→VCFっていうモードを付けてたのをやめました。実装した理由も実装をやめた理由も色々あるんですが、最終的には『ややこしくなるから』です!メンテナンス性大事。

そろそろ公開しても良さそうな感じにはなってきているんですが、ひとつ重大なバグがありましてですね…。
それは、ポリフォニックモードで鍵盤押しっぱなしの状態でモノフォニックモードに変更すると音が鳴りっぱなし!バックグラウンドで鳴りっぱなし!(苦笑
いや、この辺ちゃんと理解できてない部分があるのは確かなんですよね。しかも後でその辺の処理してるモジュールの中身みて、これなにやってんだっけってなるっていう(苦笑

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